知名 定繁(読み)チナ テイハン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「知名 定繁」の解説

知名 定繁
チナ テイハン


職業
民謡歌手 作詞家 作曲家

肩書
琉球民謡協会会長

生年月日
大正5年 5月6日

出生地
沖縄県 具志川

経歴
横浜や大阪を経て、太平洋戦争中は福岡県筑豊の炭坑で働き、終戦を迎えた。戦後は兵庫県の尼崎で暮らし、普久原朝喜や又吉栄義らの薫陶を受けた。昭和31年密航で沖縄に戻る。57年琉球民謡協会会長。宮廷音楽湛水流の歌三線研究や同箏曲譜などの編纂にも取り組んだ。作詞・作曲家としては「でぃぐぬの花」「門たんかー」「別れの煙」「嘆きの梅」などの作品を遺した。

没年月日
平成5年 7月25日 (1993年)

家族
息子=知名 定男(沖縄民謡歌手)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android