知抜(読み)しりぬく

精選版 日本国語大辞典 「知抜」の意味・読み・例文・類語

しり‐ぬ・く【知抜】

〘他カ五(四)〙 そのことについて十分に知る。何から何まで詳しく知る。
※箚録(1706)「一生全体の学の根なきと云の旨を知抜ざる故」
明暗(1916)〈夏目漱石〉六八「二人関係を知(シ)り抜(ヌ)いた彼女立場を認める以上」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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