石原 喜久太郎(読み)イシハラ キクタロウ

20世紀日本人名事典 「石原 喜久太郎」の解説

石原 喜久太郎
イシハラ キクタロウ

明治〜昭和期の衛生学・細菌学者 東京帝大教授。



生年
明治5年9月25日(1872年)

没年
昭和19(1944)年6月12日

出生地
島根県松江市

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔明治39年〕卒

主な受賞名〔年〕
東宮御成婚記念賞〔昭和4年〕「鼠咬症に関する研究」

経歴
東京帝大助手となり、大正8年教授、昭和2年伝染病研究所教授となる。鼠咬症、つつがむし病を研究し、4年二木謙三、高木逸麿らと「鼠咬症に関する研究」で東宮御成婚記念賞を受賞。また明治37年より侍医療御用掛。文部省学校衛生取調嘱託として教員結核の調査を行った。著書に「石原学校衛生」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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