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石川銀行の増資

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

石川銀行の増資

石川銀行(略称・IB)は99年12月、日銀から、経営の健全度を示す自己資本比率が「不良債権の損失処理をすると約2・78%に低下する」と指摘を受けた。4%を割り込むと金融庁から業務改善命令を受けることもあり、同行は00年3月に150億円、翌01年3月に151億円、さらに4月に70億円を立て続けに増資。しかし、9月の中間期決算では自己資本比率がマイナス6・27%と224億円の債務超過に陥り、01年12月に破綻した。株の引受先には、日銀から指摘を受けたことを告げていなかった。02年1月、株主らがIB出資被害者の会(吉住幸則代表)を結成。同年4月、株主(法人含む)69人が銀行と高木元頭取ら旧経営陣14人を相手に損害賠償約9億円を求めて提訴した。これまでに約380人が約38億円を求めて提訴し、金沢地裁で係争中となっている。

(2008-02-16 朝日新聞 朝刊 石川全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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