石渡 満子(読み)イシワタリ ミツコ

20世紀日本人名事典 「石渡 満子」の解説

石渡 満子
イシワタリ ミツコ

昭和期の判事 東京地裁判事。 女性初の判事。



生年
明治38(1905)年

没年
昭和49(1974)年8月27日

出生地
神奈川県

学歴〔年〕
明治大学法科

経歴
東京女子高等師範学校を経て、明治大学法科に学び、卒業後は司法修習生として引き続き法律を勉強した。昭和24年女性初の判事補となり、東京地方裁判所に勤務。次いで36年には判事に任命され、東京・横浜静岡の各地方裁判所を歴任した。45年横浜地裁横須賀支部を最後定年退官して弁護士に転じ、東京第二弁護士会に属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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