石田 虎松(読み)イシダ トラマツ

20世紀日本人名事典 「石田 虎松」の解説

石田 虎松
イシダ トラマツ

大正期の外交官 尼港事件当時の副領事



生年
明治7年8月21日(1874年)

没年
大正9(1920)年3月13日

出身地
加賀国小松(石川県)

主な受賞名〔年〕
勲六等旭日章

経歴
シベリア出兵中の大正9年ロシアのパルチザン襲撃をうけた、いわゆる尼港事件当時、副領事としてニコライエフスクに駐在。3月13日男女2児を殺し、妻を刺し、重要書類を焼いて、海軍少佐・三宅駸五と刺し違えて死んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android