石綿と健康被害

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

石綿と健康被害

石綿は安価なうえ耐火性や断熱性に優れていたことから、高度成長期の1960年代に輸入が増え、建材などに利用された。体内に吸入すると繊維が肺などに刺さり、中皮腫や肺がん、石綿肺など呼吸器系の疾病を引き起こす。潜伏期間は長くて数十年で、「静かな時限爆弾」とも呼ばれる。2012年に中皮腫で死亡した人は1400人。10年前の1・7倍に上っている。

(2013-12-23 朝日新聞 朝刊 1社会)

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