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石綿関連の被害

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

石綿関連の被害

石綿は繊維状の鉱物の総称。目に見えない細かな粉じんを吸い込み、肺を包む胸膜などにできるがん「中皮腫」や肺がんなどを引き起こす。石綿は耐熱性や保温性が高く、国内でも建材や工業製品に幅広く使われた。中皮腫は低濃度の吸い込みでも発症するため、石綿関連の職歴のない住民被害がみられる。国は06年に石綿の製造・使用を原則全面禁止したが、過去の吸引により今後も発症者が出続ける恐れがある。中皮腫の死亡者は00年から40年の間に計10万人に上るという専門家の試算もある。

(2014-08-05 朝日新聞 朝刊 生活1)

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