石綿 さたよ(読み)イシワタ サタヨ

20世紀日本人名事典 「石綿 さたよ」の解説

石綿 さたよ
イシワタ サタヨ

昭和期の社会事業家 (福)愛児の家理事長。



生年
明治30(1897)年1月23日

没年
平成1(1989)年4月22日

出生地
山形県

学歴〔年〕
仙台高女〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
東京都知事表彰〔昭和38年〕,厚生大臣表彰〔昭和40年〕,勲六等瑞宝章〔昭和44年〕,東京都名誉都民〔昭和55年〕

経歴
戦後、東京・中野自宅戦災孤児を約百人引き取り、戦災孤児救護施設婦人同志会愛児の家を創立。昭和27年には社会福祉法人に改組し、千人近い恵まれない子供を育て上げ、「ママさん」と募われた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android