石花海・剗海(読み)せのうみ

精選版 日本国語大辞典 「石花海・剗海」の意味・読み・例文・類語

せ‐の‐うみ【石花海・剗海】

[一] 富士山北麓にあった湖の名。貞観六年(八六四)の富士山の噴火で本栖(もとす)湖、西湖精進湖に分断された。
[二] (石花海) 駿河湾西側にある水深一〇〇メートル未満の浅堆(せんたい)。南北二つの浅堆からなり、ふつう北堆をいう。イワシアジサバなどの好漁場として知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android