砂川市(読み)スナガワシ

デジタル大辞泉 「砂川市」の意味・読み・例文・類語

すながわ‐し〔すながは‐〕【砂川市】

砂川

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日本歴史地名大系 「砂川市」の解説

砂川市
すながわし

面積:七八・六九平方キロ

昭和三三年(一九五八)七月、空知郡砂川町市制を施行して成立。空知支庁管内中央部に位置し、北は西流する空知川を境に滝川市、東は標高二〇〇―三〇〇メートルの東部丘陵地で赤平市・歌志内市・空知郡上砂川町に、南は南部平坦地で同郡奈井江ないえ町に接する。中央部をペンケ歌志内川・パンケ歌志内川、南部を奈江豊平なえとよひら川・豊沼奈江とよぬまなえ川が西流し、西の樺戸かばと新十津川しんとつかわ町・同郡浦臼うらうす町との境をなす石狩川に注ぐ。JR函館本線砂川駅のある市街中心部は平地帯で南北に細長く展開し、南部に豊沼とよぬま駅がある。函館本線と並行して国道一二号、北海道縦貫自動車道(道央自動車道)が縦貫する。主要道道は芦別―砂川線が通る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「砂川市」の意味・わかりやすい解説

砂川〔市〕
すながわ

北海道中央部,夕張山地の西麓にある市。 1958年市制。地名はアイヌ語のオタウシナイ (砂原の多い川の意) に由来。石狩川と空知川の合流地点にあり,西部は沖積地,東部は山地から成る。石炭集散地として発展したが,歌志内,上砂川の炭鉱は 87年に閉山。南部に火力発電所,化学肥料工場,火薬工場などが立地し,工業地域を形成。農業は石狩川沿岸の低地で,米,豆類,タマネギなどを産する。 JR函館本線,国道 12号線が通る。面積 78.68km2人口 1万6486(2020)。

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