砂鉢・皿鉢(読み)さはち

精選版 日本国語大辞典 「砂鉢・皿鉢」の意味・読み・例文・類語

さ‐はち【砂鉢・皿鉢】

〘名〙 (「浅鉢(あさはち)」の略)
① 浅くて大きな鉢。浅い磁器の鉢。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
③ 額(ひたい)を①に見立てていう語。
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)序「立向かわん者あらば、さはちを掛けて胸板まで、切先外しに深々と、しの字を書いてやるべいは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android