磐梯山ジオパーク(読み)ばんだいさんじおぱーく

事典 日本の地域遺産 「磐梯山ジオパーク」の解説

磐梯山ジオパーク

(福島県耶麻郡猪苗代町;福島県耶麻郡磐梯町;福島県耶麻郡北塩原村)
日本ジオパーク指定の地域遺産。
磐梯山ジオパークは福島県のほぼ中央部にあり、奥羽山脈の一火山である磐梯山を中心とした地域。磐梯山の誕生変遷、特に水蒸気爆発による山体崩壊と岩なだれがもたらした大規模な地形自然環境変化がわかる。また旧石器時代縄文時代生活を示す遺跡平安時代初期に高僧徳一によって開かれた慧日寺など、磐梯山に関わる文化遺産が残っている

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「磐梯山ジオパーク」の解説

磐梯山ジオパーク

福島県中央部、磐梯山を中心とするジオパーク。構成自治体は福島県耶麻郡猪苗代町、磐梯町、北塩原村。“大地と自然と人の物語”をテーマに、「明治噴火をたどる物語」「霊峰磐梯山の麓に根付いた信仰の物語」など5つのストーリーを設定。磐梯山の爆裂火口壁、慧日寺跡、猫魔火山、猪苗代湖と、翁島岩屑なだれによってできた湖内の神島といった見どころがある。2011年9月、日本ジオパークに初認定。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android