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祝歌(祝唄) いわいうた

世界大百科事典 第2版の解説

いわいうた【祝歌(祝唄)】

祝福の気持ちをこめてうたう歌で,日本の民謡の中に大きな部分を占めている。祝儀歌(唄)ともいう。うたわれる機会は,正月,作業始め,作業納め,収穫祝い,婚礼,新築祝いなどである。日本には昔から,かくあれかしと望むことをことばにして発唱すると,そのことばに内在する言霊ことだま)の力でことばどおりの結果が実現するという信仰があり,それが祝歌のうたわれる根本にある。祝福の歌詞には類型があり,ほとんど全国的に共通している。

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世界大百科事典内の祝歌(祝唄)の言及

【地搗歌】より

…土搗歌(どつきうた),胴突歌ともいう。労作歌祝歌(いわいうた)の一種で,家の建築の際などに土台を固めるための地搗き作業に歌われる。地搗き作業は地盤を固める目的のほかに,強力な霊力を土中に搗き込める信仰的な色彩があり,それは地搗きの動作や歌詞の中に残っている。…

【民謡】より

…(6)道歌 馬子歌,牛方歌,木遣(きやり)歌(木遣り),道中歌など。(7)祝(いわい)歌 座敷歌,嫁入歌,酒盛歌,物吉歌など。(8)祭歌 宮入歌,神迎歌,神送歌など。…

※「祝歌(祝唄)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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