祝詞師・詔刀師(読み)のりとし

精選版 日本国語大辞典 「祝詞師・詔刀師」の意味・読み・例文・類語

のりと‐し【祝詞師・詔刀師】

〘名〙 平安時代以降、天皇以外の私幣奉幣を禁じていた伊勢神宮で、願主に代わって祝詞を奏し、祈祷(きとう)などをつかさどった神官。のとの師。のっとし。のとし。
太神宮諸雑事記(11C中か)「祭主は召太神宮司詔刀師種光て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android