神代 種亮(読み)コウジロ タネスケ

20世紀日本人名事典 「神代 種亮」の解説

神代 種亮
コウジロ タネスケ

明治〜昭和期の書誌研究家



生年
明治16(1883)年6月14日

没年
昭和10(1935)年3月30日

出生地
島根県津和野

学歴〔年〕
島根県師範学校卒

経歴
はじめ島根県内の小学校に勤務するが、明治末年上京。海軍図書館その他に勤務のかたわら、独学明治文学の研究、特に書誌研究に打ち込み、明治文化研究会の同人として重きをなした。文字に明るく「校正神様」といわれた。雑誌「校正往来」「銀座往来」などを発刊したほか、石川巌との共著「書物往来」などがある。また「明治文化全集」(全24巻)の編集発行に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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