神戸市立博物館(読み)こうべしりつはくぶつかん

日本の美術館・博物館INDEX 「神戸市立博物館」の解説

こうべしりつはくぶつかん 【神戸市立博物館】

兵庫県神戸市にある歴史博物館。昭和57年(1982)創立。「市立南蛮美術館」と「考古館」を統合して開設。神戸の歴史文化交流の姿を紹介する。国宝袈裟襷文銅鐸(けさだすきもんどうたく)や、古地図コレクションなどを展示建物は旧横浜正金銀行神戸支店を改築したもの。旧居留地地区にある。
URLhttp://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/
住所:〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町24
電話:078-391-0035

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神戸市立博物館」の意味・わかりやすい解説

神戸市立博物館
こうべしりつはくぶつかん

南蛮美術の収集家,池長孟からその収集品と建物の寄贈を受けて 1951年4月に設立された神戸市立南蛮美術館と,神戸市立考古館を統合し,82年 11月兵庫県神戸市中央区京町の旧東京銀行神戸支店 (1935建造) を利用して開館。『泰西王侯騎馬図屏風』『四都図・世界図屏風』の重要文化財2点を含む池長コレクション約 4500点,南波松太郎コレクションと秋岡武次郎コレクションの古地図約 5500点のほか,国宝の『桜ヶ丘出土銅鐸・銅戈 (21点) 』をはじめとする考古・歴史史料など,総数約3万点を収蔵する。

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百科事典マイペディア 「神戸市立博物館」の意味・わかりやすい解説

神戸市立博物館【こうべしりつはくぶつかん】

神戸市中央区京町にある博物館。神戸市立南蛮美術館と神戸市立考古館を統合して1982年に開館。旧南蛮美術館は池長孟が収集した南蛮美術品を展示するため1940年に池長美術館として創設され,1951年市に寄贈された。《泰西王侯騎馬図屏風》《聖フランシスコ・ザビエル像》など,全池長コレクションを継承する。
→関連項目神戸[市]

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