神色自若(読み)シンショクジジャク

デジタル大辞泉 「神色自若」の意味・読み・例文・類語

しんしょく‐じじゃく【神色自若】

[ト・タル][文][形動タリ]重大事に直面しても少しも顔色を変えず、落ち着いているさま。
モニカは―としてその前に進み、跪き」〈長与青銅の基督

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神色自若」の意味・読み・例文・類語

しんしょく‐じじゃく【神色自若】

〘名〙 (形動タリ) 大事に直面しても沈着で顔色が平常と少しも変わらないこと。また、そのさま。
※徂徠集(1735‐40)一二「初義経在東日、御頼朝盥、熱烙手而弗釈、神色自若」 〔晉書‐王戎伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「神色自若」の解説

神色自若

大事に直面しても沈着で顔色が平常と少しも変わらない様子

[活用] ―として。

[使用例] 山口は神色自若として相原に言った[森鷗外灰燼|1911~12]

[解説] 「神色」は精神と顔色という意味

[類語] 泰然自若

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android