福井[市](読み)ふくい

百科事典マイペディアの解説

福井[市]【ふくい】

福井県中部の市。1889年市制。県庁所在地。日本海に面し,福井平野南部と丹生(にゅう)山地北部を占める。足羽(あすわ)川両岸にまたがる中心市街は徳川家の親藩松平氏の城下町として発達。第2次世界大戦の戦災と1948年の福井地震で壊滅したが,新都市計画に基づき復興,下水道普及率,都市公園率は全国有数であるが,城下町の面影はほとんど残っていない。北陸本線と越美北線の分岐点で,えちぜん鉄道,福井鉄道,北陸自動車道,国道8号線が通じる。伝統の羽二重など絹・人絹・合繊織物の産で知られ,機械・プラスチック加工工業も行われ,市の工業は県内で製造品出荷額2位(2003)を占める。福井大学,足羽山公園,藤島神社があり,海岸部は越前加賀海岸国定公園に属する。市域南東部の一乗谷は中世朝倉氏の居城地で,その遺跡(特別史跡),庭園(名勝)が残る。2006年2月足羽郡美山町,丹生郡清水町,越廼村を編入。536.41km2。26万6796人(2010)。
→関連項目足羽福井[県]福井大学

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくい【福井[市]】

福井平野の中央に位置する福井県の県庁所在地。1889年市制。人口25万5604(1995)。古くは北ノ庄と称した。現市街の形成は1575年(天正3)柴田勝家が足羽(あすわ)川北岸の自然堤防上に北ノ庄城(本丸跡は現在の柴田神社といわれる)を築城したことに始まるが,1600年(慶長5)に入り結城秀康が城を改築して現在の県庁のところに本丸を移し,城下町を拡大した。大名ロータリー周辺の現在の中心街はもと城郭内で,濠を幾重にもめぐらした堅固な構えであった。

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世界大百科事典内の福井[市]の言及

【福井[県]】より

…面積=4188.43km2(全国34位)人口(1995)=82万6996人(全国44位)人口密度(1995)=197人/km2(全国34位)市町村(1997.4)=7市22町6村県庁所在地=福井市(人口=25万5604人)県花=ニホンズイセン 県木=マツ 県鳥=ツグミ中部地方北西部の県。北から東,南へと順次,石川県,岐阜県,滋賀県,京都府に接し,西は日本海に面する。…

※「福井[市]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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