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福島県会津若松市 あいづわかまつ〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福島県〕会津若松〈市〉(あいづわかまつ〈し〉)


福島県西部、猪苗代湖西岸に位置する市。
県西部の産業・文化の中心。中世豪族の蘆名(あしな)氏の拠点に始まり、当初は黒川とよばれた。1590年(天正18)入封した蒲生氏郷(がもううじさと)が若松に改名。以後、上杉氏・保科(松平)氏ほかの東北地方屈指の大藩、会津藩の城下町として発展。明治維新の戊辰戦争では城下の過半が戦禍を被った。1869年(明治2)若松県となり、1876年福島県に統合、1899年若松市として市制施行、1955年(昭和30)1月、周辺7村を編入合併して会津若松市に名称変更。2004年(平成16)11月、北会津郡北会津村を編入。2005年11月、河沼(かわぬま)郡河東町を編入し現在の姿となる。古くから会津漆器・会津清酒の地場産業が盛ん。昭和30年代後半から漆器工業団地のほか電機・金属・精密機器などの工場が進出、工業化が進展。神明通りを中心とする商店街は会津盆地一円を商圏とする。旧・河東町は会津米の産地として知られ、畜産・野菜栽培も盛ん。日橋(にっぱし)川沿いには水力発電所があり、化学・非鉄金属などの工場が操業。鶴ヶ城の別称で名高い若松城跡は国の史跡。その北東方に白虎隊(びゃっこたい)が自刃した飯盛山(いいもりやま)がある。市街南東の東山(ひがしやま)温泉は猪苗代湖探勝の基地をなし、市域南端の阿賀(あが)川(大川)沿いに芦ノ牧温泉が湧く。

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