福田 保(読み)フクダ タモツ

20世紀日本人名事典 「福田 保」の解説

福田 保
フクダ タモツ

大正・昭和期の外科学者 東京大学名誉教授;順天堂大学名誉教授。



生年
明治25(1892)年1月20日

没年
昭和49(1974)年7月11日

出生地
茨城県行方郡

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔大正9年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
東大病理学教室から昭和2年青山外科教室に移り、千葉医科大講師、三楽病院外科医長を経て、12年東大助教授、17年東大臨時医学専門部教授兼任、22年第2外科教授、27年定年退官し名誉教授。順天堂大学教授となり、同大付属病院長、高等看護学校校長も務め、44年退職、名誉教授。45年杏林大学新設で同大学長。著書に「虫垂炎手術」「臨床医のための熱傷」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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