秋田県大館市(読み)おおだて〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔秋田県〕大館〈市〉(おおだて〈し〉)


秋田県最北部にある市。
米代(よねしろ)川中流域、大館盆地に位置する。2005年(平成17)6月、北秋田郡の比内町、田代町が編入して現在の姿となる。同県北東部の行政・経済・文化の中心。JR奥羽本線から花輪線が分岐する。江戸時代には久保田(秋田)藩の城代がおかれた要地。木材・農産物の集散地、小坂鉱山・花岡鉱山などの開発基地として発展。第二次世界大戦後、4度の大火を被った。秋田杉の集散地で、特産の大館曲げわっぱは国の伝統的工芸品に指定されている。鉱山関連で金属・機械工業も発達し、精密機器工場なども進出。稲作のほか比内地鶏などの養鶏、ホップ・葉タバコの栽培が盛ん。ホウキグサの種子「とんぶり」を特産する。十和田(とわだ)湖を有する十和田八幡平国立公園の西側の入り口にあたる。国の天然記念物に指定されている秋田犬の産地としても知られる。大滝・矢立・大葛などの温泉が湧く。作家・小林多喜二(こばやしたきじ)の出生地。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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