秋田県湯沢市(読み)ゆざわ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔秋田県〕湯沢〈市〉(ゆざわ〈し〉)


秋田県南部の市。
横手盆地南部に位置する。同県南部の行政・産業の中心。2005年(平成17)3月、旧・湯沢市と雄勝(おがち)郡の稲川町、雄勝町、皆瀬村が合併して現在の姿となる。JR奥羽本線、国道13号・108号・398号が通じる。江戸時代は秋田藩佐竹氏分家が支配。秋田米の集散地、院内銀山からの銀運搬の中継地として栄えた。中心地は羽州(うしゅう)街道の宿場町。伝統的に曲木(まげき)細工や仏壇などの木工業と清酒醸造が盛んで、「東北の灘(なだ)」といわれる。農業では稲作のほか、リンゴ・イチゴ・ブドウなどの栽培が盛ん。小安(おやす)温泉・泥湯温泉付近では地熱発電施設が稼動している。精密機器・電機などの工場がある。川連(かわつら)漆器は国の伝統的工芸品に指定。稲庭うどんが有名。横堀地区はコイの養殖で知られる。南部一帯は栗駒(くりこま)国定公園の入り口にあたる。役内(やくない)川上流に秋ノ宮温泉郷と天然記念物の鮞状珪石(じじょうけいせき)および噴泉塔がある。雄勝町小野地区は小野小町の出生地と伝えられ、毎年6月には小町まつりが開催される。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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