称徳天皇と道鏡

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

称徳天皇と道鏡

761年、近江(滋賀県)の保良宮(ほらのみや)で病気になった孝謙上皇は道鏡の看病で回復し、彼を寵愛(ちょうあい)するようになる。それを批判した淳仁天皇を廃して764年に称徳天皇として再び皇位に就くと、道鏡を法王とした。769年、九州の宇佐八幡宮から「道鏡を皇位につけよ」という神託が伝えられたが、直後に覆す神託がもたらされて道鏡は即位に失敗。その直後、称徳天皇は彼の故郷の河内国若江郡に副都として由義宮を造営し始め、由義寺の整備も進めた。しかし翌年、称徳天皇が死去すると、道鏡は失脚。由義宮、由義寺の造営もストップしたとみられる。

(2017-10-18 朝日新聞 夕刊 大文化)

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