移り気(読み)ウツリギ

デジタル大辞泉 「移り気」の意味・読み・例文・類語

うつり‐ぎ【移り気】

[名・形動]《古くは「うつりき」とも》
興味対象をたやすく別のものに向けること。また、そういう性質浮気。「移り気な薄情者」
ふとしたはずみで起こる感情。特に異性にひかれる思い。出来心
「みなこれ男を思ふより、その時々の―にて」〈人・梅児誉美・三〉
[類語]多情浮気気まぐれむら気むら飽き性気移りお天気お天気屋飽きっぽい三日坊主気が多い熱し易く冷め易いファディッシュファディズム気儘きまま物好き酔狂放恣ほうし放縦放埒ほうらつ放逸奔放無軌道勝手次第好き勝手ほしいまま惚れっぽい惚れる愛する恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕思慕恋慕惚れ込む見とれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう蕩児とうじ遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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