空かす・虚かす(読み)うつかす

精選版 日本国語大辞典 「空かす・虚かす」の意味・読み・例文・類語

うつ‐か・す【空かす・虚かす】

〘他サ四〙 (「うつける」の他動詞形。「かす」は接尾語) 中身をからにして、空疎なものにする。うつかかす。
※玉塵抄(1563)一七「屠は刳(くゎ)也、えりうつかすことぞ」
※詩学大成抄(1558‐70頃)一〇「木魚の板もふる寺で打つこともないほどに、秋虫がむしばんでうつかすぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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