突歩(読み)つきありく

精選版 日本国語大辞典 「突歩」の意味・読み・例文・類語

つき‐あり・く【突歩】

〘他カ四〙
① あちこち、頭をさげて歩く。おじぎをしてまわる。
※枕(10C終)四三「ぬかづき虫、またあはれなり。さる心地道心おこしてつきありくらんよ」
② 鐘をついてまわる。
古本説話集(1130頃か)六二「かねつきありきけるに、吉祥天のおはしましけるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android