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窒化ホウ素(窒化硼素) ちっかほうそboron nitride

世界大百科事典 第2版の解説

ちっかほうそ【窒化ホウ素(窒化硼素) boron nitride】

化学式BN。ホウ酸ナトリウム塩化アンモニウムを混ぜて融解するか,三塩化ホウ素と過剰のアンモニアを混ぜてアンモニア雰囲気中750℃で熱分解するなどの方法でつくられる。結晶構造には黒鉛型六方晶,セン亜鉛鉱型立方晶,ウルツ鉱型六方晶の三つがある。常温常圧では黒鉛型六方晶が安定相である。(1)黒鉛型窒化ホウ素 白色薄片状結晶で,構造は黒鉛に似る。B―N原子間距離は1.446Å,層間隔は3.34Å,原子間距離はホウ素および窒素の単結合,共有結合半径の和よりもかなり小さく,二重結合性をもつと思われる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報