窮果(読み)きゅうしはつ

精選版 日本国語大辞典 「窮果」の意味・読み・例文・類語

きゅうし‐は・つ【窮果】

〘自タ下二〙
① 困難、逆境などにぶつかって、どうしてよいかわからないような状態になる。困りはてる。
狭衣物語(1069‐77頃か)三「いづくにても思しあなづられたれば、きうしはてて、物も見えずなりにたりや」
② 貧窮のどん底におちいる。
史記抄(1477)四「あまりに窮しはてたほどに、斉の君無知に事て奉祿をもとらばやと思たれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android