立下(読み)たちくだる

精選版 日本国語大辞典の解説

たち‐くだ・る【立下】

〘自ラ四〙
① (「たち」は接頭語) 程度が低くて劣る。くだる。
※源氏(1001‐14頃)梅枝「世の中に手書くとおぼえたる、上中下の人々にも〈略〉たづねつつ書かせ給ふ、この御箱には、たちくだるは、まぜ給はず」
② 雲などが山にわき起こってくだってくる。立ち来る。
※日光山縁起(室町後)下「三のたけより紫雲たちくたり、湖水のうへに五色の浪たちて」

たて‐おろ・す【立下】

〘他サ四〙 悪く言う。けなす。こきおろす。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「桶ぶせを出ると遣手(やりて)をたておろし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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