竹岡 稜一(読み)タケオカ リョウイチ

20世紀日本人名事典 「竹岡 稜一」の解説

竹岡 稜一
タケオカ リョウイチ

昭和期の実業家 ナショナル宣伝研究所社長。



生年
明治42(1909)年10月12日

没年
平成2(1990)年8月25日

出生地
三重県上野市

学歴〔年〕
東京美術学校〔昭和4年〕卒

主な受賞名〔年〕
商工大臣賞〔昭和8年〕,毎日デザイン賞〔昭和8年〕,日経広告賞,電通賞,関西広告協会賞,朝日広告賞,正力賞,衣笠賞,紫綬褒章〔昭和59年〕,マスコミ功労者顕彰〔平成3年〕

経歴
松下電器製作所入社。昭和10年松下電器産業改組、広告課長。11年日本ゼネラルモータースに転じ、19年松下電器産業に再入社。電極製作所業務課長、本社宣伝課長、宣伝部長を歴任し、31年退社。ナショナル宣伝研究所を設立し社長。日本サイン・デザイン協会会長、OAC(日本広告制作社連盟)会長もつとめる。松下電器産業の広告の基礎を築いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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