竹本 素昇(読み)タケモト ソショウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「竹本 素昇」の解説

竹本 素昇
タケモト ソショウ


職業
女義太夫節太夫(東都女流)

専門
義太夫節

本名
小俣 こう(オマタ コウ)

出身地
山梨県

経歴
明治末期から娘義太夫で人気随一の語り手として活躍。吾妻カブキの渡米などで日本の古典芸能が世界各国から再認識されている中、昭和31年にアメリカに渡り、シアトルロサンゼルスなどで邦人一世、二世や米人志望者を相手に義太夫教室を開催、文楽の普及に努めた。41年ノドにできたポリープの摘出手術後第一線から身を引き、郷里の下田市で昔の弟子たちに時々教えていたが、80歳を過ぎた頃完全に引退

没年月日
平成1年 10月11日 (1989年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android