デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本土佐太夫(初代)」の解説 竹本土佐太夫(初代) たけもと-とさたゆう ?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。義太夫節。2代竹本政太夫(まさたゆう)の門人で,はじめ房太夫。寛延のころ土佐太夫を名のり,京都で活躍。明和2年(1765)師の没したあと,3代政太夫襲名をめぐって江戸在勤中の初代竹本中太夫,大坂の初代竹本染太夫とあらそうが,中太夫にゆずった。のち前名房太夫にもどった。通称は大和屋久兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例