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竹本春太夫(初代) たけもと はるたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

竹本春太夫(初代) たけもと-はるたゆう

?-1784 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
義太夫節。竹本大和掾(やまとのじょう)の弟子で,はじめ豊竹春太夫の名で豊竹座に出演。江戸で修業し,宝暦2年から竹本座に出演,竹本に改姓した。美声で優美な語り口は春太夫風といわれた。天明4年3月19日死去。和泉(いずみ)(大阪府)出身。通称は粉屋与兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

竹本春太夫(初代)

没年:天明4.3.19(1784.5.8)
生年:生年不詳
江戸中期の義太夫節の太夫。泉州堺(堺市)の人で,通称粉屋与兵衛。竹本大和掾の門弟。初めは豊竹姓で,延享1(1744)年に人形浄瑠璃豊竹座出座。寛延年間(1748~51)には竹本座に転じる。江戸に下ったこともある。宝暦2(1752)年,帰坂して竹本姓で竹本座に出勤。明和8(1771)年の「妹背山婦女庭訓」の「妹山」の掛合,「金殿の段」で大当たり。安永7(1778)年に引退。師の芸風を受け継ぎ,「いつきいてもはんなりとした蘭奢待」(『闇の礫』)といわれ,美声で色の語り分けや運びに特色を示し,上記の「妹山の段」と「金殿の段」に今もその芸風が伝わる。

(高木浩志)

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