竹村 浩(読み)タケムラ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「竹村 浩」の解説

竹村 浩
タケムラ ヒロシ

大正期の詩人



生年
明治34(1901)年8月1日

没年
大正14(1925)年8月31日

出生地
長野県下伊那郡

学歴〔年〕
高小卒

経歴
家庭に恵まれず、幾つかの職を転々としながら、大正13年抒情詩同人となって頭角をあらわした。ダダイズムの影響を受けた病的、反逆的な詩を書いた。抒情詩社の新人推薦で首位となり、14年詩集「高原を行く」「狂へる太陽」を刊行。同年上京したが、上尾久の泥沼で変死した。死後「竹村浩全集」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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