竹莚・竹席・簟(読み)たかむしろ

精選版 日本国語大辞典 「竹莚・竹席・簟」の意味・読み・例文・類語

たか‐むしろ【竹莚・竹席・簟】

〘名〙 籐(とう)や細く割った竹などで編んだ、夏用の敷物とするむしろ。たけむしろ。《季・夏》
※和漢朗詠(1018頃)上「炎景剰さへ残って衣尚重し、晩涼濳かに到って簟(たかむしろ)先づ知る〈紀長谷雄〉」
浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二「竹莚(タカムシロ)うへに御ゆかたはめして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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