竹鶴 政孝(読み)タケツル マサタカ

20世紀日本人名事典 「竹鶴 政孝」の解説

竹鶴 政孝
タケツル マサタカ

大正・昭和期の実業家 ニッカウヰスキー創業者。



生年
明治27(1894)年6月20日

没年
昭和54(1979)年8月29日

出生地
広島県竹原市

学歴〔年〕
大阪高工(現・大阪大学工学部)醸造科〔大正5年〕卒

主な受賞名〔年〕
北海道開発功労章〔昭和45年〕

経歴
大正5年摂津酒造に入り、7年から2年間、英国スコットランドに留学、ウイスキー造りを学んだ。この間リタ夫人と恋愛結婚。11年退社、12年寿屋(現・サントリー)の鳥井信治郎に誘われて入社、山崎工場を建設、昭和4年国産ウイスキーの本格生産を手がける。9年退社。その後、北海道・余市に大日本果汁を設立リンゴジュースを生産・販売しながら原酒づくりに専念する。25年本格派ウイスキー生産に乗り出し、27年ニッカウヰスキーと社名変更し、31年以降の洋酒ブームの波に乗って急成長を遂げた。45年会長となり、52年栃木プラントを建設した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「竹鶴 政孝」の解説

竹鶴 政孝 (たけつる まさたか)

生年月日:1894年6月20日
大正時代;昭和時代の実業家。ニッカウヰスキー会長
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android