笑福亭 福松(初代)(読み)ショウフクテイ フクマツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「笑福亭 福松(初代)」の解説

笑福亭 福松(初代)
ショウフクテイ フクマツ


職業
落語家

本名
国島 福松

生年月日
安政5年

出生地
大坂・梅ケ枝町(大阪府 大阪市北区)

経歴
元治元年7歳の時、桂梅丸に入門し落語家となる。翌年2代目笑福亭松鶴の門に転じ、福松を名乗り、14歳で真打ち昇進。明治26年3代目笑福亭松鶴、月亭文都らとともに浪花三友派を結成、同派の中心人物として活躍し、人気実力ともに最高峰を極めた。芸風は明るく派手で滑稽咄を得意とし、十八番は「紙屑屋」。また高座踊り名手で「大文字屋」を得意とした。

没年月日
明治37年 10月14日 (1904年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android