笠原 道夫(読み)カサハラ ミチオ

20世紀日本人名事典 「笠原 道夫」の解説

笠原 道夫
カサハラ ミチオ

大正・昭和期の小児科医学者 大阪大学名誉教授。



生年
明治16(1883)年4月14日

没年
昭和27(1952)年6月19日

出生地
京都府

学歴〔年〕
京都帝大医科大学〔明治40年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
大正6年京大助教授となり、15年大阪医科大学教授に転じ、20年退職、23年大阪大学名誉教授。ビタミンポリオの研究で知られる。また文章をよくし、「児科診療」に「あらべすく」を連載するなど、軽妙な随筆、博識ぶりは有名だった。著書に「児科治療学」「臨床小児科学」「乳幼児鉛中毒症」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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