日本大百科全書(ニッポニカ) 「笠置(町)」の意味・わかりやすい解説 笠置(町)かさぎ 京都府南部、相楽(そうらく)郡にある町。南部は奈良県に接する。1934年(昭和9)町制施行。山がちであるが木津(きづ)川が東西に峡谷をなして流れ、その南岸をJR関西本線、北岸を国道163号が走る。江戸時代には木津川の舟運があって木材の積み出しが行われた。耕地は少なく、大阪への通勤者が多い。木津川河川敷ではキャンプ、釣りが盛ん、南岸の笠置山は国指定史跡・名勝で、一帯は府立笠置山自然公園にも指定されている。面積23.52平方キロメートル、人口1144(2020)。[織田武雄][参照項目] | 笠置寺 | 笠置山[補完資料] | 笠置町の要覧 京都府笠置町位置図 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例