箱根湯本[温泉](読み)はこねゆもと

百科事典マイペディア 「箱根湯本[温泉]」の意味・わかりやすい解説

箱根湯本[温泉]【はこねゆもと】

神奈川県箱根町の温泉。単純泉。35〜73℃。早川と須雲川の合流点にわき,古来箱根七湯の一つとされる名湯で,17世紀には4ヵ所の湯坪があった。箱根観光の基地で,小田急電鉄が通じ,箱根登山鉄道の起点
→関連項目箱根[町]箱根

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世界大百科事典(旧版)内の箱根湯本[温泉]の言及

【箱根[町]】より

…1888年に小田原馬車鉄道が開通し,ついで1900年には小田原電気鉄道(のちの箱根登山鉄道)の路面電車に発展するに及び,近代的な観光保養地として発展を遂げた。芦ノ湖をはじめとする美しい自然景観と数多くの文化遺産,箱根湯本ほか18湯の豊富な温泉に恵まれ,日本を代表する国際観光保養地として年間2100万人以上の内外観光客を集め,就業人口の9割が,サービス業を中心とした第3次産業で占められている。保養所やキャンプ場,ゴルフ場,スケート場などレクリエーション施設も数多くあり,温泉供給事業といったユニークな公営事業も行われている。…

※「箱根湯本[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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