節変・節替(読み)せつがわり

精選版 日本国語大辞典 「節変・節替」の意味・読み・例文・類語

せつ‐がわり ‥がはり【節変・節替】

〘名〙
① 季節がかわること。また、その移りかわりや、かわりめ。せつぶん。せちがわり。
多聞院日記‐天正一〇年(1582)三月二八日「但、旧冬節替の雨寒雪、正月十五日の月の入様は、無比類草木也」
落語・皺め(1896)〈三代目柳家小さん〉「年が何んとかで陽気変り目や節変り抔には何うとか為て」
② 取引市場で、立春立秋のように暦の節の変わり目をいう。米相場騰落に関係があるとして、相場師が注意したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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