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範疇・範畴 はんちゅう

大辞林 第三版の解説

はんちゅう【範疇・範畴】

〔「書経洪範」の「洪範九疇」の語による井上哲次郎の訳語。「哲学字彙」(1881年)に英語 category の訳語として載る〕
同じ性質のものが属する部類。部門。領域。カテゴリー。 「同一の-に属する要素」 「美的-」
〘哲〙 〔ドイツ Kategorie〕 実在や思惟の根本形式。概念のうちで最も一般的・基本的な概念。
アリストテレスで、事物を述語へと一般化する究極のもの。最高類概念。実体・量・質・関係・場所・時間・位置・状態・能動・所動の一〇項目。
カントで、経験的認識を得るための悟性の働きの形式。量(単一性・数多性・全体性)、質(実在性・否定性・制限性)、関係(実体・原因性・相互性)、様相(可能性・現存性・必然性)の四項一二目。悟性概念。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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