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米国の戦略核

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

米国の戦略核

米国の核兵器は冷戦当時の1960年代には3万発を超していたとされる。91年に署名された第1次戦略兵器削減条約(START1)などに従って、冷戦終了後は削減が進んだが、国務省によると、現時点でもなお約5600発の戦略核弾頭を保有している。ロシアとの間では冷戦終了を受けて核ミサイルの照準を互いに外す信頼醸成措置が取られたが、元に戻すのは極めて簡単な上、相手のミサイル発射を探知すればすぐ報復するという「一触即発の警戒態勢」は冷戦時と変わっておらず、偶発核戦争の危険は決して消えていない。核兵器関連の維持・管理費も膨大で、カーネギー財団の試算では、08年は少なくとも520億ドル(約5兆400億円)にのぼったという。

(2009-08-09 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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