米川文子(2代)(読み)よねかわ ふみこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米川文子(2代)」の解説

米川文子(2代) よねかわ-ふみこ

1926- 昭和-平成時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
大正15年8月20日生まれ。生田流。昭和14年叔母の初代米川文子入門。29年初代の養女となり,米川文勝之(ふみかつ)を名のる。平成5年芸術選奨文部大臣賞。11年2代米川文子を襲名する。古典作品を中心に滋味深く格調のある演奏でしられる。15年日本三曲協会会長。20年人間国宝。25年長年にわたる箏曲・三絃伝承演奏家としての業績で芸術院恩賜賞。兵庫県出身。本名は米川操。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android