米搗唄(読み)こめつきうた

精選版 日本国語大辞典 「米搗唄」の意味・読み・例文・類語

こめつき‐うた【米搗唄】

〘名〙 民謡労作作業)唄の一種手杵(てぎね)でつく時のものと、唐臼(からうす)を踏む時のものとがある。威勢のいいものが多い。歌詞は雑多である。
仮名草子・むさしあぶみ(1661)下「此ころ北国の下部の米(コメ)つき哥とかや柴垣といふ事世にはやりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android