精選版 日本国語大辞典 「粗忽・楚忽」の意味・読み・例文・類語
そ‐こつ【粗忽・楚忽】
〘名〙
※中右記‐嘉保二年(1095)八月一二日「今日貫首尚書以下出二嵯峨野一取レ虫、可レ備二天覧一者、事出二楚忽一、興入二周遊一」
② (━する) (時間または思慮の不足から生じる)あやまち。しくじり。そそう。
※仮名草子・身の鏡(1659)中「また戦域におひても、楚忽(ソコツ)なくみぎの通りにて御座候」
③ (形動) 思慮の不十分な状態にいう。そそっかしくて不注意なこと。かるはずみで失礼にあたること。また、そのさま。そそう。
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