粗放・疎放(読み)そほう

精選版 日本国語大辞典 「粗放・疎放」の意味・読み・例文・類語

そほう ‥ハウ【粗放・疎放】

〘名〙 (形動) 細かいところまで注意がとどかないこと。おおざっぱなこと。しまりがないこと。なおざりなこと。また、そのさま。
空華集(1359‐68頃)一四・荅石室書「天生多疾、而性疎放、与時所一レ趨、胡越背馳」
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇「身代限規則が疎放(ソハウ)なるが為に、大に外商不信用を醸(かも)し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android