結城 健三(読み)ユウキ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「結城 健三」の解説

結城 健三
ユウキ ケンゾウ

昭和・平成期の歌人 「えにしだ」主宰;斎藤茂吉記念館館長。



生年
明治33(1900)年2月9日

没年
平成7(1995)年3月17日

出生地
山形県宮内町

学歴〔年〕
旧制中卒

主な受賞名〔年〕
斎藤茂吉文化賞,勲五等瑞宝章,山形市名誉市民〔平成5年〕

経歴
少年雑誌投稿家として歌作を始め、中学卒後、新聞社や県庁に勤めながら、作歌活動をつづける。「詩歌」「国民文学」「覇王樹」を経て、昭和22年「えにしだ」を創刊、主宰。斎藤茂吉記念館副理事長も務める。歌集に「寒峡」「月夜雲」、評論に「子規の文学精神」「子規への径」「結城健三の小歌論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android