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締める・閉める・〆る しめる

大辞林 第三版の解説

しめる【締める・閉める・〆る】

( 動下一 ) [文] マ下二 し・む
まわりから強くおさえる。 《締》
周囲にあるひもを強く引っぱり固く結ぶなどして、ゆるまないようにする。
ゆるめる 「運動靴のひもを-・める」 「勝って兜かぶとの緒を-・めよ」 「財布のひもを-・める(=出費ヲオサエル)」
体や物の周囲にひも状・帯状のものを巻きつける。 「鉢巻きを-・める」 「帯を-・める」 「ネクタイを-・める」
ひねったりして、ゆるみや空きがないようにする。 《締》
ひねって固くする。
ゆるめる 「ねじをきつく-・めすぎた」
鍵などを回して出入りを止める。
あける 「ガスの元栓を-・める」 「鍵を-・める」
開口部をふさぐ。とじる。
戸・窓・門などを動かしてとざす。
あけるひらく 「戸を-・める」
その日の営業を終える。また、廃業する。
あけるひらく 「店を-・める」
ふたなどをとじる。 「びんの口を-・める」 「ふたを-・める」
心や行動のたるみをなくす。 《締》
自分の気持ちのたるみをなくす。緊張させる。 「 - ・めてかからないと負けてしまう」
たるんだ人々を緊張させる。 「社内の規律を-・める」
むだな出費がないように努める。 「家計を-・める」
(「〆る」とも書く)料理で、魚の肉などが固くひきしまるようにする。 《締》 「鯖さばを酢で-・める」
その時点で一区切りとして、それまでの収支の合計を計算する。 《締》 「月末に帳簿を-・める」 → 締めて
物事の結着がついたことを祝って、当事者がそろって手を打つ。手じめをする。 《締》 「手を-・める」
取り決める。話などをまとめる。 「内証の跡先しやんと-・めてある/浄瑠璃・鑓の権三」 〔「しまる」に対する他動詞〕
[慣用] たがを- ・手綱を-
[表記] しめる(締・閉・絞)
「締める」は“ゆるみをなくす。節約する。合計する”の意。「ガスの元栓を締める」「社内の規律を締める」「財布の紐を締める」「月末に帳簿を締める」  「閉める」は“戸や窓などをとじる”の意。「ドアを閉める」「店を閉める」  「絞める」は“首の回りを強く圧迫する。殺す”の意。「首を絞める」「鶏を絞める」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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